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zoom RSS クープランの墓〜ベルリンフィル

<<   作成日時 : 2004/10/09 16:29   >>

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10月6日にまたベルリンフィルの新DVDが発売となった。
2003年にポルトガルのリスボンで収録されたもの。
ヨーロッパ・コンサート2003... EUROPAKONZERT 2003 FROM THE MOSTEIRO...

ベルリンフィルの創立記念日である5月1日にヨーロッパの諸都市を巡回するコンサート。1991年よりはじまり、これが13回目。ただヨーロッパを巡回するだけでなく、パリのベルサイユ宮殿やサンクトペテルブルクのマリインスキー劇場など、その都市の歴史的な建造物で夢の舞台を…というのも魅力のひとつだ。
今回はリスボン最高の建造物の一つであるジェロニモス修道院が会場となっている。ジェロニモス修道院はポルトガル黄金時代の1502年にマヌエル1世によって、大航海時代を開いたエンリケ航海王子とかの有名なバスコ・ダ・ガマを讃えて建造が開始され、約100年後に完成したそうだ。500年の歴史のある建造物。
さてさて、演奏の話をしなければ。
オープニングはモーリス・ラヴェルの隠れた名曲、“クープランの墓”。割と小編成のオーケストラとなるが、木管楽器大活躍の幻想的な曲である。4つの組曲となっている。
気になる木管群首席は、フルート・ブラウ、オーボエ・マイヤー、クラリネット・フックス、ファゴット・ダミアーノである。
冒頭から、マイヤーの幻想的なオーボエ・ソロで始まる。とても急速で難解な旋律ではあるが、マイヤーは丁寧かつ表現豊かにやってのける。。表現を豊かにすると、音の並びがでこぼこになりがちなこのソロを丁寧に仕上げているところが、マイヤーの凄さだ。
それにフルートのブラウの老獪なテクニックが良い味を出している。表現が生々しくなく、ビブラートも控えめで目立たないが上品に仕上げているブラウの真骨頂だ。
木管楽器を中心にソロで旋律をつなげていくことの多いこの作品。フックスとダミアーノもとてもうまくソロをつなぎ、最高の出来となっている。
メインはバルトークの“管弦楽のための協奏曲”。
一番のみどころは第2楽章“対の遊び”
同一楽器2本ずつのソリでファゴット→オーボエ→クラリネット→フルート→トランペットと次々とつなぐ。首席奏者で言えば、ブラウ→マイヤー→フックス→ブラウ→ヴェレンツェ。このホットラインは本当に見ごたえがある。
最後はドビュッシーの“夜想曲より祭り”でしめくくる。弱音器付のトランペットによるファンファーレで軍楽隊の行進が近づいてくる場面。次第に高潮してくるその緊張感は私はとても好きなのだ。

特典映像として20分に渡り、リスボンの歴史を紹介される。きれいな街並み、、きれいな海…いつかポルトガル・リスボンにも行ってみたい。。

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ベルリンフィル木管ゾリステン
10月24日、ベルリンフィル木管ゾリステンの日本公演に行ってきました。木管ゾリステンはベルリンフィルの首席奏者が集まった木管五重奏団のことである。 フルートはブラウ、オーボエはマイヤー、クラリネットはフックス、ファゴットはシュヴァイゲルト、ホルンはバボラクである。5人についてはすでに今まで紹介したので、改めて説明はいらないであろう。私自身、この木管ゾリステンの公演に行くのは98年(2回)、2000年の公演に続き4回目である。 YOSSYは木管5重奏もとても好きだ。そのサウンドの多彩な色... ...続きを見る
YOSSY's SYMPHONY@Web...
2004/11/25 00:00

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