YOSSY's SYMPHONY

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zoom RSS ベルリンフィル ジルベスターコンサート2004F

<<   作成日時 : 2005/03/06 13:58   >>

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長々と続いたこのシリーズもいよいよクライマックスを迎える。

第21曲「In trutina(ゆれ動く、我が心)」
 弦楽器の伴奏に続き、ソプラノのソロのこの曲。吹奏楽のコンクールでは昔はひんぱん取り上げられた曲だ。ソプラノのソロをオーボエだかコールアングレだかで代用していて、当時私はそれがオリジナルなんだと勘違いしていた。ソプラノのソロであると知ったときにとても恥ずかしかったが。。
しかし吹奏楽版はソロの楽器のせいもあり、とても田園風景ののどかな感じがするのだが、オリジナルのソプラノソロで聴くとそれが全く違うことがよく分かる。
恋で揺れ動く心を歌っているのである。
なんとなく吹奏楽版の「In trutina」が演奏されなくなった理由も分かるような気がする。オリジナルのイメージが全く崩れてしまうからだ。
さてベルリンフィルの演奏は…ソプラノのサリー・マシューズの澄んだ歌声に惹かれる。そして何度か出てくるフルートの間奏は絶品だ。

第22曲「Tempusu est iocundum(楽しい季節)」
 ソプラノソロ・バリトンソロ・児童合唱・混声合唱ととにかくたくさんの歌が入るのに対し、伴奏はパーカッションとピアノだけというシンプルな作り。しかし、グロッケン・カスタネットをはじめとしたパーカッションの存在が大きい。絶妙なタイミングとバランスで音を発し、素晴らしい出来だ。

第23曲「Dulcissime(私のいとしい人)」
 ソプラノソロがアカペラで歌うこの曲。たった30秒強の短いソロではあるが、ソプラノ歌手にとって超難関の曲であろう。22曲目で盛り上がってきた音が突然なりやみ、クライマックスの24曲・25曲へのつなぎとなるとてつもない緊張感を張り詰めた重要な作品。しかもハイトーンがハイDまで出てくるという嫌な曲。サリーマシューズの力強い歌声には脱帽だ。

 BLANZIFLOR ET HELENA(ブランツィフォロールとヘレナ)
第24曲「Ave, formosissima(たたえよ、美しきものよ)」
 カルミナブラーナの中でもっとも輝いていて煌びやかな曲。グロッケン3台によるアクセサリー的役割は本当に見事だ。合唱も含め全体合奏となるが、どうしても金管楽器ばかりになりがちなこの部分を木管楽器もしっかり鳴っていてバランスをとり、重厚なサウンドを作り上げているのはさすがはベルリンフィルだ。打楽器も決してオーバーブローにならず力強く叩いていて気持ちがいい。ハイトーンの連続にも関わらず、つぶれない合唱団もすばらしい。

 FORTUNA IMPERATRIX MUNDI(運命、世界の王妃よ)
第25曲「O Fortuna(おお、運命よ)」
 第1曲と全く同じ曲で幕を閉じる。しかし数々の過程を通り越した最終曲の方がテンションの高さが全く違う。ラトルらしい熱狂的な演奏で幕を閉じる。

全てを通して
 ラトルの指揮が本当にすばらしい。BS2での生放送を見ていると、顔の表情で指揮をしているというのもよくわかり(笑)、CDではわからないのが残念。できればDVDが発売して欲しい。
今回のMVPはパーカッションセクションとフルート首席のブラウというところか。作品の性格上、オーボエのマイヤーやホルンのシュテファンドールの活躍がなかったのが残念。
しかし、ラトルらしい熱狂的で立体感のある演奏がCDでも十分に堪能でき、絶対オススメの1枚だ。

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オルフ:カルミナ・ブラーナ

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