YOSSY's SYMPHONY

アクセスカウンタ

zoom RSS アバドからラトルへの道

<<   作成日時 : 2006/01/03 16:56   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

アバドからラトルへの道~ベルリン・フィル音楽監督交代、衝撃の真実

私が忙しいさなかに発売されていたDVDのひとつ。
文字どおり、アバド主席指揮者辞任からラトルが選任されるまでのドキュメンタリー。。

世界最高峰のオーケストラがここまで選任に難航したとは思っていなかった。。
普通なら、楽団幹部が候補者に交渉して合意すればそれで決定、、というところだが。。民主的な思想をもとに作られたこのオーケストラは楽団員全員が納得のいく選任を、、ということで話し合いを続けていく。
いわゆる日本でいう選挙管理委員会のようなもので何度も話し合い、選任方法を検討する。
この話し合いの中心となっているのは。。
ルドルフ・ワッツェル(コントラバス)
ペーター・リーゲルヴァウア(コントラバス)
ヘルムート・メーベルト(ヴァイオリン)
ペーター・ブレム(ヴァイオリン)
マックウイリアム(ホルン)
ヘルマン・ボイマー(トロンボーン)
など、、首席奏者がほとんどいないのはなかなか意外だ。。今や、退団してしまったヘルマン・ボイマーのインタビューが聴けるのはうれしい。その他、上記の団員のインタビューはたくさん収録されている。

さて、選任方法を決めるのに難航しているのは具体的になぜか??
…と言われると、やはり団員全員の意向を沿いたいというのが主旨であろうが、もう一つ候補者の敬意を払うというのもある。候補者はあくまでも世界の巨匠たち。。例えば選挙をするにも票があまり少ないことが外部に漏れ、これを機にオーケストラとの関係を悪化させてしまったりするわけにはいかない。

・楽団員の過半数を越えれば決定
・楽団員の総票数の何%を越えた候補者の中から決選投票する。
・1位の得票数と2位の得票数の差により、決選投票が必要か決める。
・得票率を重視する。

などの他。
決選投票となる場合には1回目の投票結果について
・得票数は一切公表しない。
・1位と2位のみ票数を公表する。
・1位と2位の票数の差のみ公表する。

なども話し合われる。1回目の投票結果をまったく別のものにしたくないという意向があるようだ。。

話し合いについても、
選挙管理委員による話し合いを数回重ねたうえで、楽団員全員の話し合いも加え。。入念に行っている。

新入団員についても、全団員の2/3の合意がなければ信任されないという民主主義の方法をとるベルリンフィル。この選任はさすがだ。。そのチームの指揮者を団員の意向をフルに反映させて決める…なんてことをしているところは、オーケストラはおろかプロ野球やプロサッカーチームにおいても、このベルリンフィルだけではないかと私は思う。

次期首席指揮者候補とされている、マゼール・ハインティング・サロネン・バレンボイムなどの演奏風景やインタビューが見られるのもうれしい。
アバドからラトルへの道~ベルリン・フィル首席指揮者決定までのドキュメント [DVD]

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(1件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
ベルリンフィルラウンジ第114号
HMVが提供している「ベルリンフィルラウンジ」に、先日行われた首席指揮者選挙後の会見の模様がアップされている。 http://www.hmv.co.jp/news/article/1505160001/ ...続きを見る
YOSSY's SYMPHONY
2015/05/16 13:01

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
アバドからラトルへの道 YOSSY's SYMPHONY/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる