YOSSY's SYMPHONY

アクセスカウンタ

zoom RSS 映画「パフューム」サウンドトラックA

<<   作成日時 : 2007/02/25 18:26   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

上映が来週に迫った映画「パフューム ある人殺しの物語」。新聞の広告にも出始めたので、ご存知の方も多いことでしょう。映画史にその名を刻むとも言われている、スペクタクルサスペンスの超大作。原作は1985年にドイツで発売されたパトリック・ジュースキント作の「香水、ある人殺しの物語」。あまりに衝撃的な内容で、全世界で大ヒットを記録した。そのベストセラーがついに映画化…私は全くこの名作を知らなかったが、超話題作だそうだ。
そして音楽を担当しているのが、サイモンラトルとベルリンフィルハーモニー。この名作に聴き劣りすることの心配など全くないこの組み合わせ。ベルリンフィルがこのような超大作映画の音楽を担当するのはこれが初という…意外である。それだけに非常に楽しみだ。
サウンドトラックのCDがすでに発売され、買おうか悩んでいたが、いろいろな方からのオススメがあって買ってみた。しかしこれがとてもすばらしい。映画はもちろんまだ見ていないが、その世界にひき込まれてしまうような音楽。。さすがはラトル&ベルリンフィルである。

映画「パフューム」オリジナル・サウンドトラック

「perfume」とは英語で「香水」という意味である。このCDではベルリンフィルによる様々な「香り」が楽しめる。
まずは1曲目の「プロローグ」。いわゆるメインテーマといったところか。女声コーラスの神秘的でどこか不気味なその響きが思わず興味を惹いてしまう。
そして2曲目「パリの街」。ハープのアルペジオ以降の優雅な響き。。ベルリンフィル以外にあのサウンドは考えられない。重厚な低音、、輝かしい弦の響き。。最後は不気味に幕を閉じる、、いわゆる「殺人」を暗示しているのだろうか?
3曲目「プラムを持つ少女」は、ソプラノコーラスとバイオリンによるテーマの繊細な響きがとても印象的。やがて、場面が暗転する。この低音セクションの響きがまたベルリンフィルファンにはたまらない響きだ。
4曲目「グルヌイユの子供時代」の冒頭のトランペットソロは絶品。おそらく首席のヴェレンツェと思われる。中間部の無旋律の繊細な場面での見事な響きもベルリンフィルならではであろう。しっかりとしたメロディーがずっとない場面、、どうしても退屈になってしまいがちなこの場面でも緊張感の一線がしっかりと立っている…見事である。後半は1曲目の「プロローグ」と同じテーマとなり幕を閉じる。
5曲目「薔薇の抽出」。グロッケンとハープをアルペジオを効果的に使い、弦セクションと木管セクションが掛け合いとなりテーマを奏する。。その繊細なのに明確な音楽の主張は素晴らしいの一言に尽きる。
8曲目の「ムーア人の香り」では、冒頭からファゴット(シュヴァイゲルト)の秀逸なソロを堪能できる。映画「ベルリンフィルのこどもたち リズムイズイット」の春の祭典の冒頭でも秀逸なソロを披露したシュヴァイゲルト。今回のこのソロも素晴らしいです。続いてフルート(パユ)のまたも素晴らしいソロに続くのは…。。ベルリンフィルが世界に誇る最強のチェロ軍団によるソリ、その雄大な響き…やっぱり凄いです。
9曲目「ローラとの出会い」では、プログラムノートを読むと「この4分間はいっさいのセリフもナレーションもさしはさまれることがない」とある。この場面、音楽と映像がどう組み込まれているのか…私的には非常に楽しみである。弦のトレモロだけでも、音楽をしっかりと主張してくるベルリンフィルはやはりさすがである。
10曲目「メソッド」はとにかく低音セクションに脱帽です。特にコントラファゴット。凄い勢いで「バタバタ」振動していて、、とにかくコンファゴファンには必聴です。
11曲目「パニック」での、不気味な低弦…ベルリンフィルならではの凄さです。他のオーケストラではこのサウンドは絶対に出せないでしょう。
12曲目「避難」、この曲の弦楽器とティンパニーによる鮮烈なリズムが印象的。1回聴いただけで耳に焼き付いてしまった。
13曲目「ローラの殺人」、文字通りかなりサスペンス的な音楽である。聴く限り、かなりの技術を要するが、この緊張感の張り詰められるのはやはりベルリンフィルならではというところか。。パーカッションセクションが秀逸であることによる効果が非常に大きい。
14曲目「遂行」は、低弦とハープによる伴奏に続く、オーボエ(ケリー)のソロが聴きどころ。緊迫感あふれる作品で、その緊張感の張り詰めた音楽の持っていき方は非常に勉強になる。
15曲目「パフューム」。曲名を見ただけで「おそらくこの曲がもっとも大作で秀逸な作品の一つであろうと連想する」方が多いと思う。私もその一人だ。もちろん素晴らしい。今までは無言状態だったベルリンフィル自慢のホルンセクションもようやく顔を出す。後半のクライマックスの盛り上がりには圧巻。ベルリンフィルの輝かしさがようやく聴くことができて満足。
17曲「パフューム−完成」。冒頭のピアノソロが秀逸。音楽を担当するティグヴァ監督本人による演奏の可能性が高い…とのことである。全作品の中で最も長い7分による大作。11曲目の「パニック」が再現されるが、前回よりさらにエネルギッシュさが増し圧巻。。そしてその直後の低弦軍団…あまりのエネルギッシュさに驚きです。15曲目ではちょこっと顔を出すだけだったホルンセクションもようやく活躍。そしてチェロセクションの美しい旋律…次々と聴き所が移り変わっていき、聴く方も忙しい。。しかしそれだけに音楽の構成が非常にゴージャスである。
最後の曲「エピローグ−グラースからの旅立ち」は1曲目「プロローグ」と同じテーマで結ぶ。

以上、音楽を聴いただけの感想だったが「映像を見たら、きっとさらに凄い」ことが明らかに連想でき、非常に楽しみだ。国内でのロードショーは3月3日である。


映画「パフューム ある人殺しの物語」オリジナル・サウンドトラック

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(1件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
幼児の英会話力をグングン伸ばす
いよいよ小学校にも英語の授業が導入になりますね。 苦手意識を持つと、ずーっと続いてしまいます。よほどの興味を持たなければ,好奇心までそがれてしまいます。・・・・中学校・小学校の英語にも役立つ内容です。従来の文法中心のものから、挨拶や自己紹介、買い物の仕方など、コミュニケーション重視の現在の傾向に合わせてあります。今なら親子で楽しめる英語教材の無料サンプルプレゼント中! ...続きを見る
幼児の英会話ドットコム
2007/03/07 18:18

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
映画「パフューム」サウンドトラックA YOSSY's SYMPHONY/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる